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  防火構造

読み方:ぼうかこうぞう

解説

建築基準法上、 耐火構造準耐火構造に次ぐ防火上有効として定められた構造。

耐火構造、準耐火構造は 建物内部で火災が起きた際にも、当該建物自体の倒壊や周囲への延焼を防ぐような構造を指しているが、これに対して、防火構造は、建物の周囲で火災が起きたときに、当該建物が火災に巻き込まれないために必要とされる外壁や軒裏の構造のことである。

建築基準法2条8号では、「 建築物の外壁又は軒裏の構造のうち、防火性能( 建築物の周囲において発生する通常の火災による延焼を抑制するために当該外壁又は軒裏に必要とされる性能をいう。)に関して 政令で定める技術的基準に適合する鉄網モルタル塗、しつくい塗その他の構造で、国土交通大臣が定めた構造方法を用いるもの又は国土交通大臣の認定を受けたものをいう。」と定義している。


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